仲間のやさしさ

過去40年近くの歴史の中では、秀峰会を退職した人たちも多くおりますが、巷間こうかんよくある仲間から「いじめられて・・・・・・、辞めた」という話は聞きません。 私たちの仲間は「やさしい」ことが特長です。それは私たちが、技術や知識よりも、何より「心」を大事にしているからだと思っています。

精神科の患者さま、認知症の熟成者、デイケアのメンバーの方、みんなすべての人たちは大変ピュアの心を持っております。まるで鏡のような人たちばかりです。
私たちが一生懸命やれば、必ず返してくれます。そんな方たちを裏切らないためには、私たちが真「心」を込めてやるしかないと考えております。自分たちの心を磨き上げて、自分たちの「人間力」を高めることが大切だと理解しております。

みんな良き仲間ばかりです。この仕事を選んだ皆さんの原点は、人に対する「やさしさ」「思いやり」「役立ちたい」ということだと思います。仕事の醍醐味が味わえます。ぜひそんな「心」を大事にしたい方をお待ちしております。

秀峰会の研修には沢山の仕掛けがあり、それが人を育てる

秀峰会では入職すると沢山の研修が行われます。病院の研修というと専門性の高い医療研修を想像するのが普通だと思いますが、秀峰会の研修はそれとは違います。
自然と向き合ったり、自分自身と向き合ったり、人として多くの気づきや感動を味わいながら学びのチャンスを得るというものです。
秀峰会の研修には沢山の仕掛けがあり、頑張ればがんばるほど沢山の気づきがあり、回を重ねるごとに周囲への見方が変わってきます。自らの姿勢や行動も変わります。

研修中はつらいことや嬉しいことを体験し、自らの未熟な部分がさらけ出され、ときには先輩に叱られたり、誉められたりもします。
しかし、入職して研修が終わる1年後には、大勢の先輩や上司たちのやさしさを感じ、患者様・熟成者・メンバーや利用者のやさしくあたたかい心にも触れて、いつの間にか成長した自分自身を感じることができます。

自転車研修での出来事

5人一組でチームを組み、リーダー、サブリーダー、メンバーの役割を持ちながら、それぞれのチームが丸一日かけて自転車で走りゴールを目指します。 或るチームでは途中、メンバーの一人が足の痛みから自転車を漕げなくなりサポート車にピックアップされてしまいました。しかし終盤のゴール手前で走行を再開、それを待っていたチームと合流、最終的には全員でゴールすることができました。 同じチームの仲間として、走れなくなったメンバーの悔しさ、仲間を思うやさしさ、一緒にゴールできたときの喜び――仲間だからこそ味わえる沢山の感動がありました。

PAGE TOP